2026年のNBAオフシーズンは、ヤニス・アデトクンボ、レブロン・ジェームズ、ジェイレン・ブラウン、カワイ・レナードらの移籍が相次ぎ、大きく動いた。この記事では、2026年9月16日までにNBA公式発表で確認できた主要トレードと契約を、成立済みの取引とリーグ処分が公表された案件に分けて整理する。30球団の全取引を網羅する一覧ではなく、主要案件の確認用としてまとめている。
- 成立済みの移籍:NBA公式発表で移籍先と交換条件が確認できる案件。
- 契約・役職の確認:契約額や球団内の役職は、発表日と対象シーズンを分けて読む。
- リーグ処分が出た案件:処分内容と、追加措置の可能性が残るかを分けて確認する。
2026年NBAオフシーズン 主要トレード・契約 早わかり表
| 選手 | 移籍前 | 移籍後 | 内容 |
|---|---|---|---|
| ヤニス・アデトクンボ | バックス | ヒート | トレード(ポーティスも移籍。指名権を含む) |
| レブロン・ジェームズ | レイカーズ | 76ers | FA移籍(2年800万ドル) |
| ジェイレン・ブラウン | セルティックス | 76ers | トレード(ポール・ジョージ、指名権と交換) |
| ポール・ジョージ | 76ers | セルティックス | トレード(ジェイレン・ブラウン、指名権と交換) |
| ジャ・モラント | グリズリーズ | トレイルブレイザーズ | トレード(グラント、マレー、現金と交換) |
| ヴィクター・ウェンバンヤマ | スパーズ | スパーズ(残留) | 5年2億5200万ドルで契約延長 |
| カワイ・レナード | クリッパーズ | ラプターズ(9月15日成立) | 取引成立。別途、クリッパーズのリーグ処分を発表 |
ヤニス・アデトクンボがヒートへトレード|バックスでの長い時代に幕
ヤニス・アデトクンボはバックスからヒートへトレードされた。ボビー・ポーティスもヒートへ移り、バックスはタイラー・ヒーロー、カスパラス・ヤクチョニス、ハイメ・ハケス・ジュニア、ケレル・ウェアに加え、ドラフト1巡目指名権3枚、ピック交換権1つ、2巡目指名権1枚を受け取る取引となった。
アデトクンボはバックスで2021年のNBA優勝を経験し、2025-26シーズンにはチームの9年連続プレーオフ進出が途切れた。NBA公式記事では、ペイント内の65.1%と3ポイントの28.5%はいずれもキャリア通算の数値だ。また、直近7シーズンは、最低25試合出場という条件で、1試合あたりの被ファウル数がリーグ最多だった。2026年時点で31歳のアデトクンボが、ヒートでどのような役割を担うかが注目される。
レブロン・ジェームズが76ers加入|2年800万ドルで正式契約
レブロン・ジェームズはレイカーズからフィラデルフィア76ersへ移籍した。NBA公式記事では契約を2年総額800万ドルと説明し、7月24日にSNSで発表され、7月27日に正式になったと記録している。レブロンは「まだ犠牲を払いたい、まだ働きたい、まだ競争して勝ちたい」という趣旨のコメントをしている。
レブロンにとって76ersは、キャバリアーズ、ヒート、レイカーズに続く4チーム目で、24年目のNBAシーズンになる。76ersは1983年以来の優勝を目指すことになり、ジョエル・エンビードやタイリース・マクシーらとの組み合わせが注目される。
ジェイレン・ブラウン⇄ポール・ジョージ、東カンファレンス内の大型トレード
セルティックスはジェイレン・ブラウンを76ersへ送り、ポール・ジョージ、1巡目指名権2枚、2巡目指名権2枚を受け取った。NBA公式記事では、この取引は7月6日に正式になったと記録している。評価が分かれる取引でも、公式に確認できる交換条件と、各チームのロスター編成を分けて見ることが大切だ。
セルティックスはこのほか、マイク・コンリーとミッチェル・ロビンソンも獲得した。NBA公式記事では、コンリーは1年契約、ロビンソンは3年4740万ドルの契約と説明している。
ジャ・モラント、グリズリーズを離れポートランドへ
ジャ・モラントはグリズリーズからポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍した。グリズリーズが受け取ったのはジェラミ・グラント、クリス・マレー、現金100万ドルで、NBA公式の取引表に記載されている。
スパーズはウェンバンヤマを長期契約で確保
ヴィクター・ウェンバンヤマはスパーズと5年総額2億5200万ドルの延長契約を結んだ。スパーズ公式とNBA.comが契約を伝えており、2031-32シーズンまでの長期契約になる。
2026年の新規移籍とは別に、前年の契約・役職も確認しておきたい。デアーロン・フォックスは4年総額2億2900万ドルの延長契約を2025年8月4日に締結し、2026-27シーズンから始まる。グレッグ・ポポビッチは2025年5月2日にHCを退き、現在は球団社長(president of basketball operations)を務めている。HCはミッチ・ジョンソンだ。
このほか、クリーブランドはドノバン・ミッチェルと4年契約、レイカーズはオースティン・リーブスと4年契約を結んだ。
カワイ・レナードのラプターズ移籍は9月15日に成立
クリッパーズからラプターズへのカワイ・レナードのトレードは、NBA公式発表で2026年9月15日に成立した。ラプターズはレナードを獲得し、クリッパーズはブランドン・イングラム、グレイディ・ディック、2031年と2033年の1巡目指名権、2030年と2033年の2巡目指名権、2027年の1巡目指名権スワップを受け取った。
この移籍とは別に、NBAは9月2日、クリッパーズへの1巡目指名権5枚の剥奪(2029〜2033年)、3000万ドルの制裁金、5年間の監視、スティーブ・バルマーの1年間の資格停止、レナードの70万ドル支払いなどを発表した。処分は最終的で拘束力がある一方、リーグは追加情報に応じてさらなる措置を検討する可能性も示している。
よくある質問
Q. 2026年NBAオフシーズンで規模の大きいトレードは?
A. ヤニス・アデトクンボのバックスからヒートへの移籍は、1巡目指名権3枚などを含む大型トレードだった。
Q. レブロン・ジェームズはどのチームに移籍した?
A. レイカーズからフィラデルフィア76ersへ、2年総額800万ドルで移籍した。
Q. カワイ・レナードのラプターズ移籍は確定した?
A. NBA公式発表では2026年9月15日に成立した。9月2日には別途、クリッパーズへのリーグ処分も公表されており、処分後の追加措置の可能性は残っている。
まとめ:公式発表と報道段階の情報を分けて確認しよう
ヤニス、レブロン、ジェイレン・ブラウン、ポール・ジョージ、ジャ・モラント、カワイ・レナードらの移籍で、2026年のNBAオフシーズンは大きく動いた。一方、契約額やチームの役職、トレードの成立状況は更新されるため、公式発表の日付と内容を確認して読む必要がある。本記事は2026年9月16日までに確認できた主要案件を整理したもので、30球団の全取引を網羅する最新一覧ではない。
NBA選手の移籍先で使われるバッシュが気になる場合は、アシックスのバスケットシューズ比較記事もあわせて確認できる。
情報源
- NBA.com: Giannis Antetokounmpo stat sheet
- NBA.com: Giannis Antetokounmpo bids farewell to Milwaukee
- NBA.com: LeBron James signs with 76ers
- NBA.com: LeBron James joins 76ers
- NBA.com: Sixers acquire Jaylen Brown from Celtics
- NBA.com: Trail Blazers add Ja Morant
- NBA.com: Spurs sign Victor Wembanyama to multi-year contract extension
- NBA.com: De’Aaron Fox agrees to Spurs extension
- NBA.com: Gregg Popovich becomes Spurs team president
- NBA.com: Raptors acquire Kawhi Leonard in trade with Clippers
- NBA.com: NBA announces findings of investigation into Clippers
- NBA Communications: NBA investigation of Clippers and Kawhi Leonard
編集メモ|トレード情報の確定範囲
NBAの移籍情報は、公式発表、契約報道、交渉・うわさを分けて読む必要があります。この記事では2026年9月16日までに公式情報で確認できた範囲に限定し、成立済みの取引とリーグ処分が公表された案件を分けて整理しています。
契約額、ロスター、ウェイブ、再契約などは更新される可能性があります。新しいチーム公式・NBA公式発表が出た場合は、この記事の記載より新しい情報を優先してください。

